インプラント手術をするためには、あごの骨だけでなく、歯肉の状態も大事です。
歯周病や加齢、歯ぎしり、強い力でのブラッシングなどによって、 歯ぐきが健康な状態よりも下がっている(退縮している)ことがみられると、歯肉を移植する方法があります。
それをFGG(free gingival graft:遊離歯肉移植術)といいます。
健康的な歯ぐきにすることで、炎症などを引き起こす可能性が減らせます。
他の部位から切り取ってきた歯肉を移植するのですが、ほとんどの場合、口蓋の部分の歯肉を切り取って使用します。
<<治療の流れ>>
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歯肉がさがってしまった部分 |
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口蓋から歯肉を取り出します |
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取り出した歯肉を足りない部分に移植し、縫合します |
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1週間ほど歯肉の状態をみて、糸を抜いて、完成です |